職場でおやつはメリットだらけ?

職場でおやつを食べる光景が見られるようになってきたのは、集中力アップや気分転換につながることが期待できるからだ。おやつがここまで話題を集める背景には、過去の冬季オリンピックでの日本代表カーリング女子チームや有名女子プロゴルファーなどの影響が挙げられるだろう。
緊迫した場面にもかかわらず、おやつを食べることでその後のパフォーマンスに好影響が見られたのだ。

おやつと試合への好影響の関係性の証明は難しいものの、リラックスした状態を作れる可能性はあるだろう。また、スポーツの現場以外でも、職場環境においてもおやつは有効である。
緊張感の緩和のほか、集中力アップ、気分転換などにも期待ができるのである。実は、ほとんど身体を動かすことがないデスクワークがメインの事務職であっても、仕事に取り組むことでブドウ糖を消費することが知られている。
おやつに含まれる栄養分が、失われたブドウ糖を補給する役割を果たすことになるのだ。

身体に必要な栄養を摂り入れることができる以外にも、おやつは仲間同士のコミュニケーションツールにもなってくれる。ちょっとした休憩時間などにシェアすることで、会話が盛り上がり良好な人間関係の構築にもつながる。
このように、何かと良いことが多いおやつだが、職場で楽しむ場合には節度が必要なことは言うまでもない。食べ過ぎてしまえば、カロリーオーバーにもなりかねないため、ほどほどにすることが求められる。